働く女性は、子育てとの両立を考えることも少なくないでしょう。これは女性であっても男性であっても同じことですが、特に女性にとっては大きな問題です。最近は、働く妻が一家の大黒柱のようになり、夫が専業主夫となって、家事全般から子育てを担っている例もありますが、そのようなケースは稀です。また、離婚・死別などによって母子家庭となっている家庭の割合も、以前より増えています。そんな中で共通して言えるのは、どうすれば子育てと仕事がうまく両立してやっていけるかということです。
どんな人であっても1日は24時間で、誰にでも平等です。ならば、1日24時間をどのように過ごしているのかをチェックしなければなりません。時間軸のある手帳などに、まず今日という1日をどのように過ごしたか時間単位で記録します。そうすると、1回でできることを何回もやっていたり、空白の時間があったりなどと、時間の使い方について反省するべきことが見えてくるはずです。また、どうすれば育児と仕事を無理なくこなせるのかもじっくりと考えましょう。
例えば時短勤務制度を導入している会社なら、条件を満たしているかを調べて、上司に相談するのも一つの手です。全ての会社で時短勤務を開学してくれるとは限りませんが、認めてもらえば一定期間は残業務なく、早めに退社することが可能になります。時短勤務期間中は正社員というポジションは変わることがないので、勤務時間に比例して給与が下がることはあるものの、福利厚生や賞与といった社員ならではの権利は維持できます。子育てが大変な時期は、このように時間の使い方を見直す必要があるのではないでしょうか。